2013.05.25
本日の要請は3件。
松本近隣から現場出動2件と、長野市内の病院からの施設間搬送でした。
一件目は心肺停止での要請でした。
状況から早期に治療開始し早期病院収容をする必要があると判断し、人工心臓マッサージ器を携行。
ヘリコプターの中では、私たち医療スタッフも安全のためシートベルトをしており、
有効な心臓マッサージ(胸骨圧迫)を飛行しているヘリの中で行うのは困難です。
そこで器械に心臓マッサージをしてもらいます。効果的に器械が活躍してくれました。
器械そのものの重さ・大きさなどから容易に取り扱えないのが難点でありますが・・・
病院内と違う屋外やヘリ機内といった環境面、マンパワーの少ない中でも最善の治療ができるよう考える日々です。
写真は着陸地点付近です。
一枚目は学校近くの空き地。二枚目は長野市の犀川第二緑地というところです。
本日は休日だったせいか、ギャラリーの皆様が多かったように思います。
傷病者に少しでも早く医療スタッフが接触するために、公園や、学校の校庭などに、突然大きい音をたててドクタ―ヘリが着陸します。
ドクターヘリに関心をもっていただけるのは、うれしいのですが、患者さんの少しでも早い治療開始のために皆様の近くへ着陸することもあります。
救急車からヘリコプターへ移動する際には、患者さんのプライバシーを守りたいので、救急隊、支援隊のかたには、ブルーシートや毛布などで目隠しをして頂きます。
一般市民のギャラリーの皆様には安全のためにも、遠くで見守っていただけたらなと思っております。
本日の担当は「GUMI」と「ぴぃ」でした。