2013.06.18
本日は施設間搬送3件要請があり2件を松本機が対応し1件は佐久機におねがいしました。
施設間搬送はホームページの「よくある質問」にもありますが
『病院間で傷病者を搬送すること。
緊急手術や専門処置を有する傷病者を高次医療機関に搬送する場合、ドクターヘリを使用することがあります。フライトドクター・ナースの管理下で治療を継続しながら、最短時間で専門病院に搬送できます。』
ただドクターヘリは消防機関の協力なしに運航できません。
ドクターヘリの要請は現場であっても、施設間搬送であっても消防機関からの要請である必要があります。理由は安全管理、無線使用の関係からです。
なので一般の方から直接ドクターヘリを要請することはできません。 まず119ですね。
同様に施設間搬送であっても、消防機関へ要請の依頼をする必要がありますのでお願いいたします。
そして今日は研修医の『ますだくん』が搭乗しました。
鹿児島大学から研修にきています。
『緊張しました』と言ってましたが、フライトドクター「K」指導のもと救急車のなかでは意識レベルの確認から聴診・エコーなどテキパキと診療していました。
素晴らしいです。
当院ではこのように卒後研修医制度の一貫として希望者にはドクターヘリに一緒に搭乗し診療をする研修をおこなっております。
「鹿児島大学から2ヵ月間、救急の研修で来ました研修医2年目の増田です。本日は1回ヘリに搭乗することができました。登山中に滑落した男性の施設間搬送を行いました。病院外での診療で、普段とは違う貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。」
本日の担当はフライトドクター「K」フライトナース「ぴぃ」研修医『ますだくん』でした。