2013.08.31
本日は、広域医療搬送訓練のため、名古屋空港にいってきました。
『南海トラフ地震』が発生したとの設定で大規模な訓練です。
もちろん被災地域内の病院自体も被害(停電浸水倒壊)にあっています。そして傷病者が集中することが予想されます。
被災地で直近病院に搬送された傷病者を被災地域外へ搬送し集中治療を行う必要があります。
その傷病者を一旦名古屋空港に搬送することが、今回、私達ドクターヘリに与えられた任務でした。
無事2回の域内搬送をおこない、任務完了となったところで、天候の悪化が予想され、松本に帰投となりました。
非常に多くのDMAT(災害派遣医療チーム)が全国各地から参加していました。
名古屋は、松本よりは暑く感じられ、訓練中は水分補給をし、熱中症対策を万全にしながら望みました。
暑い中訓練に参加された皆さん、模擬患者の皆さん、ボランティアで参加された皆さんお疲れさまでした。
また、訓練参加中、長野県全域を担当頂いた信州ドクターヘリ佐久の皆さん、有難うございました。
写真は名古屋城です。
震災は無い事を願うばかりですが、いざというときに対応できるようにこのような訓練はとても勉強になりました。
訓練の模様は後日アップします。
本日の担当は、フライトドクター「に」、ナース「ぴぃ」、CS「Kid」でした。