2014.02.21
今日は1日中晴れでした。
要請は2件でいずれも現場出動でした。
先日のブログでも話題にしましたが、現在フライトドクターの初めてのOJTが始まりました。
(ナースは運航開始から3名がOJTを修了しています。)
OJTとは、off-the-job trainingとon-the-job trainingの両方の略語で使用されます。
まず、off-the-job trainingとして実際の現場で活動する前に人形などを利用して仮想のシナリオで訓練します。
ある程度イメージがついたところで、on-the-job trainingとして実際の現場で活動します。
off-the-job trainingはスタッフと人形の準備ができれば訓練できますが、on-the-job trainingは天候や要請数・症例内容により訓練が予定通り行かないことがあります。
本日のon-the-job trainingでは、1件目の出動でランデブーポイントから支援車輌で現場へ向かうランデブーゴーを経験できました。ランデブーゴーでは、フライトドクター・ナースが整備士さん・機長さんと離れるためより密に連絡を取る事が求められます。
2件目の出動では、心肺停止事案で自動心臓マッサージ機を携行したため重量制限からOJTの医師はヘリに搭乗できませんでした。
このようにon-the-job trainingの進捗は様々ですが、1例1例を大切に振り返りしています。