本日一件。虚血性心疾患の疑い。
突然の激しい胸痛はキーワードでドクヘリ要請適用となります。もちろん心筋梗塞等虚血性心疾患などを対象と考えてのことです。
実際には胸痛にもいろいろあって、緊急治療を要さないものから心筋梗塞まで、またそのまま心室細動など不整脈を生じて心肺停止に至るものまでを含みます。
我々は現場等で患者と接触して診療を行うことになるわけですが、確実に心筋梗塞だろうと診断できる場合にくらべ、これは大丈夫と判断するハードルは結構高いのが現状です。

まず心筋梗塞間違いなしという場合、搬送途中で心室細動→心停止となる場合があるので「除細動パッド」を貼っておいたりします。心室細動となった場合に除細動までの時間が予後を左右するからです。実際には「いらなかったね」という場合が多いのですが。いらなかったばあいのコストは落ちません。
難しいのは心筋梗塞かもしれないなというぐらいの可能性の場合です。

あとで後悔しないようにパッドをはれば、無駄にするかもしれず。無駄をおそれて後悔するかもしれず。

結果使用しないまま期限切れになったパッドもでてきたりして。

本日の担当

これから当直 Dr 「た」

お菓子をたべてる「ぴぃ 」

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