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最新情報

御嶽山噴火災害への信州ドクターヘリ松本の対応について

 

9/27発災後、信州ドクターヘリ松本も関係各機関同様災害対応を行ってきました。速報という形でご報告致します。

9/27発災当日、木曽消防の要請で現場出動し、御岳山山麓のランデブーポイントに着陸。ランデブー&ゴー方式で傷病者集積場所に向かい、トリアージと初期対応を行っております。15:36には県よりDMAT出動要請されたのに伴いフライトスタッフは通常のドクターヘリ業務からDMAT活動に切り替えて、活動継続となりました。フライトスタッフ2名はDMAT隊員としても登録されております。

その後、信州大学附属病院DMAT3名(内、フライトスタッフ2名)を災害拠点病院である県立木曽病院へヘリにて投入しました。

日没を迎え、ドクターヘリとしては通常通り格納庫に帰投。

 

9/28はドクターヘリ佐久と共に災害対応をしつつ、通常の救急対応も行うという方針としました。ただし夜明けとともに災害救助活動開始となること、夜間の内に県立木曽病院に収容された重症患者の緊急転院搬送の可能性があることから運行開始時刻を5:30に変更し待機いたしました。

同日は5件の災害関係出動に加え2件の救急要請に対応いたしました。災害関係の出動は県立木曽病院に設置されたDMAT災害拠点本部からの要請で、傷病者の後方搬送(転院搬送)4件、信州大学附属病院へ直接搬入された被災傷病者の他院へ後方搬送(転院搬送)1件でした。

 

9/29災害関連の救急対応ニーズの減少に伴い、県立木曽病院DMAT災害拠点本部撤収を受け、信州大学附属病院災害拠点本部も同日17時に撤収。その後は通常対応としております。

 

以上、今回の活動報告の報告と致します。

御岳山噴火に伴う災害の一刻も早い収束を願ってやみません。

 

信州ドクターヘリ松本