本日は3件の要請に対し、2件対応いたしました。
1件は重複要請のため、救急隊搬送をお願いせざるを得ませんでした。

一件目は始業前要請。
非番の救命士さんが居合わせて、初期対応から搬送まで従事されたとのこと。
生業というよりは、使命なのだという意気込みが感じられ、頭が下がります。

始業前のため、要請があってから当院離陸まで時間を要し、ヘリ到着までにかなりの距離を救急隊によって搬送していただきました。
結局ランデブー＆ゴーでドッキングしたまま、陸路搬送といたしました。
ヘリへの載せ替え時間等を考慮すると搬送所要時間は同じだろうとの判断でした。

帰院しての反省会（デブリーフィングと称し、毎日施行してます）では、陸路搬送にはリスクがあったのでは？という話題がでました。
以前検証会でも出た話しですが、踏切が電車通行で通れないケースです。これはその時想定しておりませんでした。
また、所要時間が同じならヘリで搬送した方が、地元の救急隊を長時間長距離搬送に拘束せずに済んだのでは？という話もでました。

冷静になって振り返ると色んなことが考えられます。
今後の活動にいかせればと思います。

二件目は一件目から帰院する途中での要請でした。覚知要請でしたので間にあうことができました。
ヘリは何時も松本にいるとは限りませんので、出来るだけ早く要請頂ければと思います。
離陸時刻は調整可能ですので。

ランデブーポイントの写真ではよくわかりませんが、白馬、小谷では紅葉が始まっています。
白馬出身の先生からお聞きしましたが、冠雪した山と紅葉、針葉樹の３つ3色で、三段紅葉と言うのだそうです。
救急車を待つ間の短時間でしたが、癒される風景でした。

本日の担当
学会準備は泥縄のDr「た」とNs「こ」

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