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スタッフブログ

複数傷病者対応

本日は3件、全て現場救急でした。

1件目は複数傷病者でした。
傷病者1名に対して1救急隊が理想とされていますが、事故の状況や救急出場が重なっていると最初からこのような対応ができないこともあります。

そこで、ドクターヘリが要請され、現場に行くことによって傷病者の数<救助・医療スタッフ(医療資源)の状態での活動が可能となります。
しかし、1台の救急車に複数の傷病者がいる場合、診察や処置の場所をどのように確保するかが問題となります。
今回は佐久機の応援でしたので、ドクターヘリは2機で対応していました。

診察・観察ができなければ緊急・重症度に応じた処置や搬送順位を決定することが困難にもなります。
ドクターヘリの機内は狭く、傷病者の足元が見えにくいという特徴があります。
救急車内である程度、診察・処置をしたうえでヘリに収容するのが理想です。

また、複数傷病者は1医療機関に集中することなく分散搬送するのが理想的です。
どの病院にどの程度の方が搬送されているのかが、現場で活動している私たちは分かりませんでした。
今回は地域外の病院に分散搬送したので問題はありませんでしたが、今後は、ヘリ飛行中に消防本部と無線でやりとりする際に確認をしようと思いました。

本日の活動は、何処に(救急車?、ヘリ?)どのように傷病者を収容し、活動を組み立てるのが良かったのか考え・・・う~ん。
反省ばかりです・・・検証でしょうかbearing!?

傷病者の方々は、皆さん無事に病院まで搬送され、治療が開始されています。
1日も早いご回復を願うばかりですshine

本日の活動にご協力いただきましたみなさま、本当にありがとうございました。

 

本日の担当 ドクター「しんげん」、ナース「Boo」でした


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