本日は、午後一時小雨が降りましたが、それ以外は晴れの天候でした。

本日の要請は3件、すべて現場出動の内因性疾患でした。
「胸痛」「心肺停止」「意識障害」と緊急度の高い内容でした。
すべて当院に搬送し、現在、集中治療をしております。

このブログでは、今までに何度か救急隊が現場に到着する前の要請（通信指令室で救急通報を受けた時点での要請）が、早期の医療（治療）投入に繋がることを話題にさせていただきました。

しかし、一般市民の方からの通報内容からは、ドクターヘリ要請基準のキーワードが聴取できず、救急隊が救急現場で傷病者を観察し、緊急度・重症度が高いと評価して、その後に要請する場合（現着後要請）もあります。
現着後要請では、救急隊は既に傷病者を観察しているので、現着前要請より傷病者の情報は豊富になります。
本日の事案では、「高熱が合併していること」「心電図波形」「既往歴」の情報が重要でした。
これらの情報は、ヘリが現場へ向かう途中に医療資機材の準備や搬送先病院（病院選定）の助けとなり、現場滞在時間の短縮に繋がります。

当基地病院からも欲しい情報を、消防機関に相談させていただきます。
消防機関の皆さんも、ポイントとなる情報を当基地病院へ共有して頂ければと思います。

本日の担当は、「GUMI」と「ま」でした。

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