2015.11.20
本日現場出動1件でした。
南信から飛行可能かの問合せが午前中2件ありましたが、塩尻峠を越えられそうもなく申し訳ありませんでした。
ここしばらく天候も悪く、3日ぶりの出動となりました。
出動事案も、天候悪く当初は対応不能かとも考えましたが、近くまでヘリで進出して後ドクターカー方式で接触(ランデブー&ゴー)することを考え、出動しました。
結局なんとか当初予定していたランデブーポイントまで行くことが可能で、さらに上空から事故現場を観察すると近隣に着陸適地を認めました。
最終的には現場直近に着陸し、傷病者と接触することができました。
ランデブーポイントは最初に消防から提示いただいたもの、最も病院に近い手前のもの、実際に着陸した現場直近の3つが存在したことになります。さらに、前2者には支援隊も派遣してもらっておりました。消防の皆様を振り回すことになって申し訳ありませんでしたが、今回のように現場直近に着陸するのが診療上は理想です。ご容赦願います。
救急車内には非番で通りすがりの救命士さんが初期対応に応援してくれていました。頭が下がりますね。
11/18には信州ドクターヘリ佐久10周年記念行事に参加して参りました。
記念講演演者は松本機運航開始の時にもお世話になった浜松聖隷三方原病院の早川先生でした。ドクヘリは文化であり、社会インフラである旨お話しいただきました。要するに地域救急医療のなかでヘリを有効利用すれば良いということです。
佐久の皆様がドクヘリ文化を普及させていただいた上に、我々の今の活動があります。そして有効利用についてはこれからも日々頭を使って考えてゆく必要があります。
佐久の皆様、10年間お疲れ様でした。これからもよろしくお願いいたします。
本日の担当 Dr「た」とNs「3」