2019.07.26
明日からの悪天候が懸念されるなか、本日要請5件。佐久機対応(結果キャンセル)1件、天候による不対応1件でした。
そのうち1件は某所において多数傷病者発生で、フライトドクターを追加して2名対応で出動しました。
局所災害対応はドクターヘリ、DMATの間で課題となっています。
地震のようなどこにいても分かるものと違って、誰かが関係機関に連絡をしないと気が付かずにいてしまいます。
「スイッチ」を誰が、いつ、誰に対していれるのか。またどのような方法ツールを用いて行うのかについてここ数年課題となっております。
隣県である群馬県では何年も前から消防、病院、行政が共有できるweb上のツールがあり、白根山噴火やバス転落事故等で有効性を発揮しているなど我々も聞いており、長野県も導入できないか検討中です。
迅速な出動はオーバートリアージを許容する必要があります。
今回2Drで出動しましたが、応援の先生に傷病者対応をお願いし、「た」は陸路帰院しましたが許容です。
今後とも局地災害対応についてつめてゆく必要があります。
本日の担当Dr「た」Nsおみや