11年目の救急後期研修医の「S」です。

初期研修医の頃から憧れていたドクターヘリ。

研修医の頃には搭乗する事ができず、乗って現場に出てみたいなぁというぼやっとした夢を抱きながら、9年間地域医療に従事してきました。

地域で数々の患者さんと接する中で、重症患者さんを何度もドクターヘリに助けて頂いたのを肌で感じていました。

医師になって10年目の2020年4月、地域を良くするために自分にできることを見つけようと信大救急の門を潜りました。

色々な救急の形に触れる中で、病院前医療はとても魅力的で、信大スタッフの皆様に支えられながら、忘れもしない2021年10月25日、正式にフライトドクターワッペンを頂きました。

正直、手が震えました。

でも、それ以上に、昔から憧れていたドクターヘリで、困っている患者さんの元へいち早く出向き、初期治療を開始しながら病院診療へ繋げていくことができる事に心が躍ったのを今でも鮮明に覚えています。

正式にフライトドクターとして出動するようになってから7か月で、重症多発外傷、脳卒中、急性冠症候群、多数傷病者、小児など多彩な事案に出動させて頂きました。

6月から飯田市立病院へ異動となりますが、ここで得られた経験は絶対に忘れません！

信州ドクターヘリのスタッフとして働かせて頂き本当に感謝しています。

今後ともall Naganoでよろしくお願い致します。

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