ランデブーポイントとは?
あらかじめ決められたドクターヘリの離着陸地。
ランデブーポイントは、消防機関とヘリ運航会社(中日本航空)との話し合いで決定します(もちろん地権者の合意が必要です)。2012年10月現在で、県内約1000ヶ所設定されており、今後も増設予定です。
CSとは?
Comunication Specialist(コミュニケーション・スペシャリスト)の略で、普段は長いのでそのまま「CS」と呼ばれています。
消防からの出動要請を受け、天候等を判断しつつ調整を行い、ドクターヘリを安全・確実に傷病者のもとに飛行させて早期に治療できるよう、パイロット、フライトドクター・ナースに指令や医療情報を送るのが仕事です。
現着前要請とは?
救急隊が傷病者に接触(現着)前に、ドクターヘリを要請すること。
119番段階で、消防本部での判断(キーワード方式)でヘリ要請します。フライトスタッフがより速く傷病者に接触できるため、ドクターヘリのメリットが最大限生かせます。
現着後要請とは?
救急隊が傷病者に接触(現着)後にドクターヘリを要請すること。
救急隊の判断でヘリ要請します。救急隊が傷病者観察して要請のため、詳細な情報が入ることが多いです。現着前要請と比較し、ヘリの時間メリットが生かしにくいことがあります。
キーワード方式とは?
現着前要請を行うために、消防本部でのヘリ要請判断を助けるための方式。
119番通報時の言葉(キーワード)でヘリ要請判断出来るためのもの。(例:胸が突然痛い、締め付けられる。車に跳ね飛ばされた。意識が突然無くなった。等)
施設間搬送とは?
病院間で傷病者を搬送すること。
緊急手術や専門処置を有する傷病者を高次医療機関に搬送する場合、ドクターヘリを使用することがあります。フライトドクター・ナースの管理下で治療を継続しながら、最短時間で専門病院に搬送できます。
ERとは?
emergency room、救急処置室・初療室などと呼ばれる、救急患者を処置する場所のこと。
ドクターヘリや救急車で搬送された傷病者が初期治療をうけるところ。(ドクターヘリは救急現場にERでの救急処置を持ち込むための道具ともいえます)