2015.02.09
本日は2件の要請をいただき、全て対応することができました。研修医が搭乗実習させていただきました。
1件目は南信地区から要請をいただきました。重症度や時間の関係から、救急隊の提案でまずは直近の病院に搬送することを提案してもらい、ドクターヘリスタッフは搬送先病院で患者接触することにしました。
搬送先で診療の支援を行い、搬送先で治療が可能とのことであったため、基地病院へ戻りました。救急隊の素早い判断でスムーズな医療が投入できたと思います。
南信地区は上空からは雪景色でした。また今日はとても冷えたため搬送先のヘリポートは少し凍っていました。帰り際油断していたら滑りました。
2件目は大町周辺のスキー場からの要請でした。雪の影響で途中までしかヘリが行けなかったため別の地点での合流となりましたがドンピシャのタイミングで救急隊と合流することが出来ました。おかげ様でスキー場で楽しそうにしている方々を見なくてすみました。
研修期間一度しかないヘリ実習で貴重な経験をさせていただきました。なかなか他の科の研修中に救急隊の方と接することはないのですが、救急という科は色々な垣根を越えて仕事をしていく点が他の科にはない特徴と感じました。そして私は高所恐怖症だと言う事が判明する良い機会でしたが、なぜか機会があればまた乗りたいと思っているのがヘリの魅力なのかもしれません。本当に今日は有意義な一日でした。
本日の担当 Dr「た」 Ns「おまつ」 研修医「もり」